病気で長期間入院している子ども達にとって最も辛いことは、治療ではなく時間を持て余すことです。
また、病院という外の世界から隔離された世界で生活する子ども達は、退院後もとの生活にスムーズに復帰することが難しい。この2つの課題を少しでも解消できればと考え、私たちはいくつかの活動を作ってきました。*little Door
今回は病室にいる子ども達も参加できるスポーツを作りました。それが「ホスピタルフットボール」です。
2018年7月27日(金)全国に15ある小児がん拠点病院のとつでスタートしました。
「誰もが楽しめるスポーツ」をコンセプトに、独自に「車イスアメリカンフットボール」を開発された糸賀亨弥氏と共に、
病室とフィールドを直接繋ぐ活動に挑戦しています。
アメリカンフットボールの社会人リーグに所属する「トライスターズ」と関西学生アメリカンフットボールリーグに所属する天理大学アメリカンフットボール部のご支援を受けて活動を続けています。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールをベースにして生まれた誰もが安全に楽しめるスポーツです。
アメリカンフットボールは、選手それぞれの役割が高度に
細分化されたスポーツです。
フィールドで実際に試合をするだけでなく、ゲームの戦略を立て、作戦を考えることが重要なスポーツです。
細分化されていることで病室にいても作戦を考え、それをプレイヤーに伝えることで試合に参加することができます。
*写真はアメリカンフットボール
一般社団法人Wheelchair Football Japan 代表:糸賀亨弥 リトルドア 代表:尾関えり